一級建築士トッティが教える
「建物管理の教科書」

建物管理を詳しく解説!!建物のライフサイクルコストを下げ、長く安定稼働させる!

第5回 大規模修繕工事 着工までの流れとは?

みなさん、こんにちは。
シマダリファインパートナーズ株式会社 専務取締役 戸澤晴信です。

大規模修繕が建物にとって大事なことは前回お伝えしました。では具体的にはどのように進めるのか?
今回は、実際に大規模修繕工事着工する前の流れについてご説明いたします。
建物診断から着工までは数か月から半年程度かかります。予定する時期がある場合は、その半年~1年程前から管理会社や専門家にご相談いただくことで、スムーズな大規模修繕工事となります。

建物の健康診断「建物劣化診断調査」
建物の傷み具合を知るために行います。
まずは有資格者による目視点検。当社では高所の確認や屋根はドローンを使って調査しています。
タイル打診検査を行い、劣化状況を確認します。

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実施時期の確認「いつまでに工事を行うのか」
劣化状況が進んでいるにも関わらず放置すると、漏水等が起こり、現状復旧工事等の余計な出費がかかることもあります。

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工事内容、範囲の確認「概算金額」「見積書」
・大規模修繕としての必須工事
使用する材料によって、その持ちや劣化状況が変わってくるため、材料の仕様や範囲について打合せをします
・建物のバリューアップ工事
入居者ニーズや社会情勢に合わせた工事をご提案いたします。最近ですとコロナによる巣籠需要で宅配ボックス設置が増えています。また、照明のLED化に伴う交換等を提案しています。

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資金の調達
工事内容、範囲が決まり工事金額が出た段階で、借入が必要な場合は金融機関からの融資を受けます。借入の為の書類作成や金融機関の紹介なども行っております。

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ご契約・着工
大規模修繕工事の実施
計画修繕の必要性~資金計画までわかりやすくまとまっていますので、一度ご覧いただくのをお勧めします。
国土交通省発行「民間賃貸住宅 計画修繕ガイドブック」
https://www.mlit.go.jp/common/001231404.pdf

 

今回のポイント

「建物診断から着工までも時間がかかるもの。管理会社や専門家と一緒に、余裕をもって準備をすすめましょう」

 

次回、第6回は具体的な建物劣化診断はどのように行うのか?
建物の健康診断 建物劣化診断調査 で詳しくご説明いたします!

大規模修繕工事についてのご相談はお問合せフォームよりお気軽にお問合せください。
城西エリア、三鷹市、調布市、狛江市で案件多数。多摩エリア・23区内もご相談ください。

目次

第2章 大規模修繕工事の工事の中身

第3章 その他の計画修繕

第4章 建物の基本

第5章 知らないといけない点検

第6章 物件を買う前に覚えておくこと

第7章 建物との付き合い方

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