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施工事例

暴風雨に対する事前対応

近年の自然災害はこれまでに経験のないような規模で起こっています。

ライフサポートチームでは、トラブルを未然に防ぐ準備に力を入れています。
台風や大雪の予報が出た際は、発生前からその準備であわただしくなります。入居者へ飛来の危険性があるものを室内にしまうよう注意喚起をしたり、過去に被害が発生した建物の状況確認や土嚢の準備など・・
その時の天気予報を確認しながら、過去の天災後の対応経験から、なるべく被害を減らす為の準備をしていきます。
今回は様々な準備の中のひとつ、非常ベルの誤発報の防止対応です。

POINT!

普段降るような雨等で火災報知器が誤発報を起こすことはありません。しかし最近の強い暴風雨では非常ベルに雨水がかかり、水の侵入によるショートで非常音が鳴ってしまうことがおきています。
非常音が鳴ると、火災の発生ではないかと入居者を不安にさせてしまいます。火災の気配がなく、火災ではないと思われても、警備会社や消防が出動、発報した階の確認などで異常がないことを確認する必要があります。
共用廊下に設置された非常ベルでは、台風の影響で同様の発報が発生することが多く、復旧の点検にも時間を要します。
そこで、台風が最接近する前に養生をして非常ベルが鳴らないよう対策をしました。台風が去った後は速やかに養生を撤去します。

担当より

今回は台風被害についてでした。最近は雨の侵入に強い警報盤もありますので、設置環境にあわせて商品を選んでいくことも大事だと感じます。すぐに交換するのが難しい場合も、なるべく事前準備でトラブルを未然に防げればと思います。(須藤)