Works
施工事例
2021.7.8
建物管理当社には建築士・建築施工管理技士であり、ドローン操縦の有資格者が2名在席。ドローンによる屋上や屋根の状況調査を2019年より行っています。技術者による建物撮影と画像診断で、建物の劣化状況の詳細がわかります。小型化されたドローンは準備も含めて2,30分で調査ができ、その場で画像を確認することが出来ます。
従前のはしごによる数人がかりの調査からドローンへの調査となったことで、安全に早く現地状況を確認できます。
実際に調査で撮影した画像をご紹介します。
台風後に物件を確認したオーナーより、下から見上げたら「屋上から何かがぶら下がっている」と連絡がありました。早速ドローンを飛ばして確認したところ屋上の笠木(金物)が台風で飛んで折れ曲がっている様子が確認できました。
都内の2階建て木造アパートです。敷地いっぱいに建物が建っている為、梯子による屋根調査が困難です。
スレート屋根の状態に加え、居住者の協力がないと調査が難しいベランダの防水やデッキ材の状態を確認することができます。飛行は高さ100m程度まで可能、マンションの屋上調査にも対応可能です。
建物状況調査以外にも活躍します。新築の建築計画においてバルコニーの高さにドローンを飛ばすことで、眺望を確認しています。介護施設を計画する際には、高さを段階的に変えながらテラスからの眺望を確認し、多くの入居者が利用する憩いのスペースとなっています。
このように、様々な用途で活躍するドローンはなくてはならない道具となっています。
当社ではこれからもドローンを活用し、建物の安全を見守っていきます。(戸澤)